精神論について
勉強をする「やる気の素」はどうやって作れば良いでしょうか? 一言で言うと、はっきりとした目的を持つことです。 どんなことでも目標がハッキリしていないと、実現はとても難しいものとなります。
大学に合格してどうするのか、その資格を取って何に活かすのか、その目的がハッキリしていないと、深層意識から湧き出てくるような「やる気」は起きないものです。
合格以上の大きな目的をハッキリとイメージし、それを深層意識に叩き込むことによってやる気が生まれます。
その具体的な方法を以下でご紹介します。
(1)ビジュアル化が重要。 達成シーンをありありと思い描く。できるだけ細部まで鮮やかに思い描くようにする。
(2)写真を活用。 志望大学や志望役所、志望企業の前などに行って、その前で写真を撮って、これを手帳などに入れて持ち歩く。
(3)寝入りばなを狙う。 夜、寝る前に深層意識の中に、自分のイメージをビジュアル化する。
(4)成功体験の実感。 自分が成功した時の姿を毎日具体的に思い描く。その際に、決まったバックグランドミュージックなどを聴きながら行なうと、より効果的。
(5)合格を口癖にする。 言葉には不思議な力があります。自分の発した言葉、聞かせれた言葉は、単に記号としてではなく、自分の脳に伝えられ、無意識の世界に働きかけるのです。 絶対に受験生は、「もうだめだ」「もう間に合わない」などと言ってはいけません。 逆に、「絶対できる」「合格する」「最近調子がいい」「大丈夫」「やる気が湧いてくる」などを口癖にすると、その通りになるものです。
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