生活習慣について
生活習慣については、一番理解しやすいのに、実行は一番難しいそうです。
人間は、これまでの習慣を変えるためには、約100時間の脳への刷り込みが必要だと言われています。
学習スケジュールは絶対に作らなければなりません。計画性のない学習は、受験では一切ムダと言っても過言ではありません。 計画といっても、ただの意気込み、気合としか思えないようなものではいけません。 実行可能なもので、しかも、(1)受験日までの長期計画、(2)取り組む問題集や参考書についての中期計画、(3)一日の計画、この3つがセットになった受験プランを作らなければなりません。 受験プランの管理には、システム手帳を使うのがベストです。 システム手帳は書き込みが非常に楽ですし、バイブルサイズは持ち運びもしやすいです。 (3)一日の計画では、24時間のスケジュールが書き込めるリフィルがベストです。少なくとも午前7時から深夜1時までのスケジュールが書き込めるものが良いです。
その日にやること、その日の時間割を朝決めて手帳に書きます。
学習内容に優先順位を付ける。 優先順位の高いものから片付ける。低いものは終わらなくても仕方がない。
電車の中は、復習に絶好の場です。 行きの電車の中は、昨日勉強したことの復習に使うのがベストです。昨日勉強したことでも、復習しなければどんどん忘れていってしまうので、一日経たないうちに復習することが必要です。 昨日のメモや、手帳、もちろんテキスト類を頼りに覚えておくことを思い出すだけでも効果的です。 帰りの電車の中では、やはりその日の復習をします。
食事をする時は、よく噛んで食べる。一口、20回は噛むと、脳が活性化する。
栄養バランスを考える。特に、カルシウムが不足すると集中力がなくなります。また、学習には、アミノ酸やビタミン、ミネラルも必要です。
食事をとると脳の活動は鈍ります。さらに、食事の回数が多いと、それだけ長い睡眠時間が必要となります。動き回ったならともかく、じっと一日中勉強している場合は、一日三食では多すぎます。昼食は、果物野菜ジュースなどの流動物をとるだけにしておいた方が良いでしょう。 おなかが空くというのは、食べ物が必要だから信号が送られるというわけではなく、実際は、時間になったから空くということの方が多いものです。ですから、おなかが空いたと言っても、それだけで病気になるということはありません。 また、毎日昼食に使う時間を学習に回せば、勉強はかなり捗ります。
夜食は控える。 モノを食べると副交感神経が活発になり、眠くなります。 睡眠中、胃に残るため、睡眠の質が落ち、次の日に眠くなります。
一日のまとめ学習をすべき時に夜食をとると、意外に時間を取られます。
どうしても空腹感が残る時は、流動物にして、夜9時以降は固形物を食べないようにします。
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