電気代を節約する

電気代の節約のためには、電化製品の消費電力をまず調べましょう。

なぜなら、消費電力が大きい電化製品ほど、節約の効果も大きくなるからです。

一般的に、家庭でのエネルギーの消費量は、
（１）エアコン
（２）冷蔵庫
（３）照明器具
の順に大きいそうです。

つまり、これらを省エネをすることが電気代節約に繋がります。

しかし、これらの電化製品を使わないというわけにはいかないので、その電力消費量がより少ないタイプを選べれば自然と電気代も節約できます。

ですから、これから買い換えるならば、迷わず省エネタイプが良いと思います。

今は、一昔前の電化製品の２分の１以下の電力消費量で済むタイプがほとんどですので、多少割高でもお得感があります。

私達、消費者が製品の購入から使用、廃棄に至るまでのトータルに掛かるコスト計算をライフサイクルコスティングと言うそうですが、製品の購入時だけでなく、その後の使用や廃棄に掛かる費用まで計算できれば素晴らしいと思います。

夏の暑い日、冬の寒い日は、やはりエアコンを使います。
この際、部屋の空気の循環を良くすると、効率良く気温を上げ下げすることができます。

その際には、扇風機や大きな団扇を使うと良いでしょう。

私も１００円ショップで買ってきた、とても大きい団扇で定期的に部屋を煽っています。きっと外から見たら、変な光景だと思いますが（笑）。

また、エアコンのフィルターを掃除するのも忘れないようにしましょう。
フィルターが汚いと空気の流れが悪くなって風力が低下するため、余計な電気を使うのです。空気を清潔に保つためにも、定期的な掃除は必要です。

こたつやホットカーペットを使っている人は、こたつやホットカーペットの下にマットや布を敷くと熱が逃げにくく電気代を節約できます。

冷蔵庫の電気代を節約するためには、まず、冷蔵庫の開け閉めをなるべく減らすことです。扉を開閉するたびに、冷気が逃げて余分な電気を使ってしまいます。
といっても、扉の開閉はどうしても必要なことです。

そこで、「保冷カーテン」という冷蔵庫に付ける厚めのビニール状の透明なカーテンが１０００円前後で売っていますので、それを購入し張りつけると良いと思います。冷蔵庫の大きさに合わせて切って使えます。

また、冷蔵庫の中は物を詰め込み過ぎるのもいけません。
空気の循環が悪くなって余計に電気を使ってしまうという統計があります。

一般的に、

白熱球＞蛍光灯＞インバータ蛍光灯

の順で、同じ明るさでも、消費電力が異なるそうです。

ですから、電力だけ考えたら、インバータ蛍光灯が優れているそうです。
また、寿命も長いみたいでお得だそうです。

しかし、矛盾するようですが、今の私は、勉強中心の生活をしているため、この点はあまり気にせず生活していたりします。

一般的に電化製品は電源のスイッチを切ったとしても、電力を消費しています。これを待機消費電力と言います。例えば、テレビやビデオなどは、主電源を落としても電気を消費しているのです。

ですから、電気製品を使わない場合には、コンセントから抜くようにしましょう。しかし、これは非常に面倒なことなので、今は、スイッチ付きの延長コード（ＯＮ・ＯＦＦが自由にできるもの）が売られているので、それを利用すると良いと思います。

私も、友人の結婚式の引出物で、スイッチ付きの延長コードをもらった（今は自分で品物を選べる形式になっているので）ので、それを利用しています。