株主優待で稼ぐための2つのポイント
<ポイント1>
株主優待の価値の高い銘柄を買う!
株主優待で稼ぐ具体的方法で実例としてご紹介した三光マーケティングフーズでは20000円という高額な優待券がもらえるというところに価値があります。優待券が2000円しかもらえない銘柄では効果は期待できません。
<ポイント2>
権利確定日に買い、翌日に売る!
株主優待の価値が高くても、それ以上に株式が値下がりしてしまっては意味がありません。権利確定日に買い付け、翌日に売却するのは、値下がりのリスクを最小限に抑えるためです。
しかし、実は「翌日に売る」ことにこだわる必要はありません。個人投資家の保有割合が高い銘柄については、権利確定を機に売られて株価が下がるというケースもあるからです。それでも心配することはありません。その後に機関投資家が「割安になった」という判断で買いを入れ、株価は上昇に転じることがほとんどです。ですから権利確定翌日に株価をチェックして、妥当な水準であれば売却し、下がっているようであれば上昇に転じるまで(約2週間以内)待ってみるのがいいでしょう。
株主優待は自分で使えるものが好ましいですが、使えないものであればオークションや金券ショップで売ることもできます。
ただし、額面ほどの金額にはならないため、株主優待の効果を最大限に生かすには、自分にとって有益な株主優待を選ぶということをおすすめします。
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