株主優待で稼ぐ具体的方法
証券会社に口座を作ったことを前提として、ここでは株主優待で稼ぐ具体的方法について、実例でご紹介します。
<2003年6月の実例>
投資銘柄: コード2762 三光マーケティングフーズ(6月30日決算)
関東を中心に居酒屋「東方見聞録」「月の雫」などを展開。6月30日現在の株主に20000円分の株主優待券を贈呈(当時)。
(1)買付代金(6/24) −207000円
(2)売却代金(6/25) +203000円
(3)売買手数料 −1400円
(4)株主優待 +20000円
(5)配当金 +2500円
(6)利益 17100円
(1)権利確定日は証券会社の手続きの関係上、割当基準日の4営業日前になります。この例では決算の6月30日が割当基準日になるので、24日が権利確定日となります。24日に1株を買い付けた価格が207000円でした。
(2)翌25日に203000円で売却しました。買付時に比べ4000円値下がりしています。
(3)イートレード証券の売買手数料です。買付時と売却時の700円×2となります。
(4)株主優待券が20000円分もらえます。
(5)権利確定日は、株主優待だけでなく配当金がもらえる日でもあります。この例では1株につき2500円の配当金です。
(6)トータルで17100円の利益となります。
このように株式は値下がりしているにもかかわらず、簡単に利益が発生しました。
以上が株主優待で稼ぐ方法ですが、ここで重要なポイントが2つあります。
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